📌 概要
🗓️ 対象期間:6月23日~24日18時
📊 データ:気象庁地震観測+震度観測+Hi-net速報
📉 傾向:観測件数は高止まりも、南北の群発は沈静化の兆し
🔢 地震件数の推移
📅 日付 | 🔁 件数 | 備考 |
---|---|---|
6月20日(金) | 708回 | 上昇局面入り |
6月21日(土) | 872回 | 急増 |
6月22日(日) | 1,155回 | ピーク |
6月23日(月) | 1,040回 | やや減少 |
震度観測(23→24日) | 80回 | 前日比 -53回(▲約40%) |
🗾 全国地震分布の特徴
🌋 中規模震源が全国点在、22日をピークに減少傾向
🌀 群発は沈静、だが散発地震の広がりは継続中
🧭 地域別傾向(6月23日~24日)
🟤 北海道〜千島
🟠 根室・釧路群発 → 沈静傾向
🔵 宗谷地方に深発地震(M3.1 / 301km / 2.82e+09J)
🟠 東北
🌊 太平洋側:小規模震源の分散継続(最大7.94e+09J)
🌊 日本海側:積丹~青森沖で8J級あり
🟡 関東
📍 銚子沖周辺:9Jクラスが3回
🏞️ 陸域・内陸部では散発
🟢 中部・構造線
⛰️ 糸魚川〜静岡・中央構造線:変化なし
🛤️ 新潟~兵庫 歪集中帯:特異変動なし
🔴 南海トラフ周辺
🌊 四国海盆西部〜九州パラオ海嶺:1.41e+09J
🔵 九州
🌋 宮崎:最大1.12e+10J
🌀 熊本・有明海:減衰傾向
🟣 南西諸島〜トカラ
🐚 群発地震は収束傾向
🐾 微小地震が点在、今後の再活性化に注意
📝 ちぃちゃん研究員のまとめ
2025年6月23日から24日にかけての地震活動は、
トカラ列島および根室半島南東沖の群発的活動が沈静化へ向かう兆しが明確に表れた一日でした。
特に震度観測地震数は、前日から約40%の急減を示し、
有感・無感地震ともに全国的に分散+減衰の傾向が進んでいます。
ただし、主要な構造帯やプレート境界においては依然として
小規模な発震が持続的に確認されており、
完全な静穏期とは断定できない状況です。
したがって、現在の静けさを「終息」とはせず、
地殻変動の一時的な均衡状態=“間(ま)”の時間として、
引き続き観測と変化の兆候に注視が必要といえるでしょう。
🎵 締めの一首(由良湊ちぃ)
沈む夜
巣のざわめきは
影をひき
次なる息を
大地にためて
📄 データ出典と構成について
- データ元:気象庁 地震情報(2025年6月20日発表分を含む)
- 解析基盤:Hi-net 自動処理震源データ、気象庁震度観測地震情報
- 可視化・分析:呑んべ研究員
- 文構成・まとめ:ちぃちゃん研究員(ERIレポート準拠)
📊 ERI エネルギーランク対応表

※ この階層は呑んべ研究員の定義に基づく運用形式です。
※ 地震の規模をエネルギー値ベースで定量分類するものです。
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