🗂️ 6月17日の概要
地震件数:597回(前日比 +2回)
最大エネルギー:千島列島付近、5.01e+11J
全体傾向:前日とほぼ横ばい、全体としては減少傾向に見える
※ インドネシア火山噴火の影響地震については省略(国外・詳細不明のため)
🔍 地域別の動向
🇭🇰 北海道・東北
千島列島:最大5.01e+11J、他に10J級1件
根室沖〜渡島半島西沖:8Jクラスが海域で散発
岩手沖:10Jクラスを確認
東北内陸・沿岸:全体としては活動減少傾向
🗾 関東
千葉沖:10Jクラス1件
陸域では、房総半島〜神奈川〜埼玉にかけて小規模・微小地震が点在
足尾、奥会津(新潟・栃木県境付近)にも複数震源あり
🟤 中部・構造線周辺
3構造線(仏像・糸静・中央):大きな変化なし
能登半島:帯状の震源分布が継続
新潟〜兵庫の歪集中帯:南部では活動継続、中部〜北部はやや沈静化傾向
🧭 九州・山口
周防灘:2.00e+09J、および随伴震1.78e+05J
有明海沿岸海域・陸域:微小〜小規模地震がやや活発化
🌴 南西諸島・台湾
台湾〜沖縄:最大9J、その他8Jクラスが点在
奄美大島・宮古島:それ以下の地震を複数確認
📊 地震件数の推移(直近3日間)
6月15日 554回
6月16日 595回(前日比+41)
6月17日 597回(前日比+2)
🧪 エネルギー評価と傾向
千島列島:5.01e+11J
台湾・小笠原:10J級の活動を複数確認
全体的には微小〜小規模地震が中心
活動の分布は、依然として北(千島)と南(台湾)に偏る傾向
🗺️ 空間分布の特徴(マップ・グラフより)
震源は千島〜日本海溝〜関東〜中部〜近畿へ連なり
四国で途切れ、九州〜南西諸島〜台湾へと続く構造が可視化
列島中心部は静穏〜散発の組み合わせ
📝 ちぃちゃん研究員のまとめ
2025年6月17日は、全体的には静かに推移した一日でした。
地震件数は前日比でほぼ横ばいですが、最大エネルギーは千島列島付近(5.01e+11J)と、依然として北の活動が目立ちます。
同時に、台湾〜南西諸島でも10Jクラスが複数発生しており、南側の活発さも継続中。
列島中心部(関東〜九州)では、小規模・微小規模地震が点在。
特に、房総〜埼玉、奥会津〜足尾周辺など、構造線東端〜山地境界部に分布していることが印象的でした。
全体として、“両端集中・中央静穏”という構図が引き続き観測されます。
🎵 締めの一首(由良湊ちぃ)
北と南
活動染みる
その間
静かにたたずむ
島の列なり
📄 データ出典と構成について
本レポートは、気象庁が2025年6月17日に発表した地震データをもとに構成しています。
可視化・分析:呑んべ研究員
文構成・まとめ:ちぃちゃん研究員
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