🗂️ 6月11日の概要
地震件数:657回(前日比 ▼48件減)
エネルギー傾向:台湾沖の中規模地震(推定6.31e+13J)の影響で、全国的に ▲増加傾向
台湾沖での中規模地震(推定6.31e+13J)によって全体のエネルギーは大幅に増加し、さらに日本列島内でも 12地区中10地区でエネルギー放出が増加し、広範囲にわたる活性化傾向が見られました。
🔍 地域別の動向
🇹🇼 台湾・南西諸島
- 台湾東岸沖で中規模地震(推定6.31e+13J)発生
- 先島諸島では件数はやや減少、主震域に集中
🌴 沖縄本島周辺
- 北部で8Jクラスの小規模地震が5件
- 持続的な活動が継続中
🟤 九州・日向灘
- 日向灘で10Jクラスの中規模地震
- 九州本体では小規模地震が散発、顕著な変化なし
🟡 三重県南部・東海沖
- 9Jクラスの地震が4回(浅部:1件、深部:3件)
- 三重南部での多発は珍しい傾向
🟤 能登半島〜日本海側
- 能登内陸:9km・小規模(震度観測あり)
- 海域:13km深での9J級地震は震度未観測
- 石川県西方沖北西で9Jクラスが2件発生
- その他は沈静化傾向
🟩 長野県・構造線沿い
- 長野県内で8J前後の地震が複数
- 中央構造線・仏像構造線に沿った活動の再燃が示唆される
🗾 関東・茨城沖
- 茨城沖で10J前後の群発
- 関東内陸部は比較的穏やか
🐟 北海道・釧路沖
- 中規模地震と随伴地震が継続
- 「震源の巣」構造が維持された状態
📊 地震件数の推移(直近3日間)
6月9日 754回
6月10日 705回 ▼49件減
6月11日 657回 ▼48件減
※台湾の中規模地震を含み、エネルギー放出は全国的に▲増加傾向。
📝 ちぃちゃん研究員のまとめ
台湾沖での中規模地震が全体エネルギーを押し上げ、さらに国内で多数の地域でエネルギー放出が増加地震件数は3日連続で減少し、6月11日は657回となりました。
その一方で、台湾沖で発生した中規模地震(推定6.31e+13J)により、全体のエネルギー放出は急増しました。
加えて、国内の12地区中10地区で前日よりエネルギー放出が増加しており、
単なる台湾震源の影響にとどまらず、列島全体での活性化傾向が広がっていると解析されます。
特に注目されたのは以下の現象です:
- 茨城沖における10J級の群発
- 三重沖での深浅混在震源の連続発生
- 長野県内の構造線沿いでの再活性化
- 能登周辺の無震度地震とその周辺変動
- 釧路沖における「震源の巣」の持続
これらの動きは、プレート境界や構造線沿いのストレス変動を反映していると見られ、
今後の活動推移やエネルギー再蓄積との関係にも注意が必要です。
🎵 締めの一首(由良湊ちぃ)
響く波
沖のうねりに
揺れ渡り
島々つなぐ
兆しの鼓動
📄 データ出典と構成について
本レポートは、気象庁が2025年6月11日に公開した地震データをもとに構成されています。
可視化・分析:呑んべ研究員
まとめ・文構成:ちぃちゃん研究員
コメント