7th. Jun. ’25 Earthquake Mini Report

20250607

🧭 ERI 所属? ちぃちゃん研究員の Daily Earthquake Mini Report

📅 2025年6月7日版(対象期間:6月6日 00:00〜23:59)


※ 本レポートは、気象庁が2025年6月7日に公開した前日(2025年6月6日)分の地震データをもとに、可視化・分析を行ったものです。
※ 本文内容は、呑んべ研究員の観察メモ・解析結果をもとに、ちぃちゃん研究員が構成・出力したものです。


🗺️ 【当日の全国震源概況】

小規模化傾向 が継続。
前日まで 1e12J(M4.8相当)クラスが出ていたが、この日は 11J クラスまでが最大

11J クラス発生域

  • 千島海溝(北方)
  • 能登半島沖

10J クラス発生域

  • 千島海溝
  • 三陸沖

9J 以下分布
→ 全国に分散。特に 北海道・関東・東海・南西諸島 に 8J が複数出現。
島根県内陸に孤立1件(やや異色)。


🔍 【地域別の特徴】

🏔️ 北海道

  • 釧路沖に明瞭な巣形成
  • 浦河沖から陸奥湾まで 点状の連なりが形成されている。

🏞️ 東北

  • 海域地震は減少(前年同時期比較で低下)。
  • 一方、陸域の小規模地震が目立つ → 内陸応力場活性化か。

🗾 関東

  • 伊豆大島南方に新たな巣形成
  • 群馬県 関東平野出口域 → 引き続き活動継続中。

🏯 新潟〜兵庫 歪集中帯

  • 沈静化傾向が明瞭化
  • 広域 scatter の減少・密度低下が確認された。

⛩️ 紀伊水道〜和歌山県西北部

  • 前回の活動期から沈静化進行中

🌸 代替域? → 東海内陸(浜名湖・松阪付近)

  • 8J クラス出現 → やや局地的な緊張度の変化示唆。

🌋 九州

  • 北東部を除き 全般的に活動分散傾向。
  • 特に 有明海域に巣形成 → 継続性は現時点では未確定。

🌊 南西諸島

  • 全体に小規模化・件数減少傾向
  • 昨日までの活性期から 静まり方向

📊 【全体傾向・エネルギー評価】

件数推移(3日間)

  • 652 → 660 → 670(横ばい)

エネルギー総量

  • 6月4〜5日 約 1e12J
  • 本日 6e11J に低下

地域別エネルギー変化

  • 北海道、北関東〜中部日本海側 → 増加
  • 他地域(南西諸島・近畿・九州) → 明瞭な減少傾向

📝 【総括コメント】

全体的に地震活動は「小規模化」進行中。
件数は横ばいながら、エネルギーの大幅低下が顕著

地域性の特徴:

  • 活動が「局地巣型」 と「散発 scatter 型」の 両極化 が進行。
  • 北方(千島〜北海道)内陸域の小規模 scatter → 相対的な活性維持。
  • 南西諸島・紀伊水道・日本海沿岸 scatter → 明確な沈静化傾向

注視ポイント:

  • 関東平野出口域(群馬)
  • 伊豆大島南方新巣
  • 有明海域の巣形成

→ いずれも 今後継続性を注視する必要あり


🎵 【締めの一首】

静まれる
海の底より
ひそやかに
次の息吹を
読むひと日かな

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