13th. Jan. ’25 HyugaNada Area Earthquake.

20250114

地震情報を知って『防災地震Web』にアクセスして、『Hi-net自動処理震源リスト』からデータを取得。
マッピングを行ったところ、どういうわけか当該地震のデータが無い。
やむを得ず『F-net 地震のメカニズム情報〔詳細〕』をキャプチャした。

上の地図は、九州地方の地震マップと緯度・経度・深さのグラフ、エネルギー合計ヒートマップ
※ 20250114 18:00 に気象庁の 1月13日分のデータを取得し処理したので、当該地震は表示されます。

上の地図は、745年から2024年までの間に起きた 1E+15 J 以上の地震マップです。
1E+17 J 以上の地震は 11、そのうち南海地震 1、東南海地震 1、東海地震 2、東北地方太平洋沖エリア 4、十勝沖 1、根室沖 1、千島列島 1 となっています。

日向灘ではこのクラスの地震は起きていません。

また 1E+16 〜 17 では、日向灘では 2、豊後水道 1 となっており、このクラスの地震は全国にわたって起きています。

震源となる可能性があるエリアと震源範囲との定義がきちんと区別されずに、混同されて論議されているように思われます(専門家の会議のハズなのですがね)。
震源となる可能性があるエリアは、地震の震源(震央)となる可能性があるエリアで、ピンポイントの集合となるでしょう。震源範囲は、発生した地震の影響が及ぶ範囲と推定されるエリアで、これは地震の影響を受けて新たな地震や津波、地殻の変動等が見られるエリアとなるでしょう。

地震「予知」連絡会(予知・・・科学的根拠が無い)は、何を論議しているでしょうかね???

南海トラフ、東南海トラフ地震だけでなく、巨大地震の被害を少しでも減らすことを考えるならば、このエリアだけでは不十分です。1E+17 J 以上の地震が起きているエリアを対象にして検討する義務があると思います。

さらに、日向灘を対象エリアとするならば、1E+16J 台の地震が起きたエリアも検討対象にしなくてはならないでしょう。

フィリピン海プレートの南海トラフ、東南海トラフ、東海トラフ部分は、九州・パラオ海嶺より南西のプレートと発生年代が異なり新しいもの、それも紀伊半島の先端付近から南へ向かっての線上でプレートが生まれたとされたいます。

この事実、プレートの年齢や海底構造、駿河トラフから南海トラフに向かって、高速海底流があるとされ、駿河湾に流れ込む土砂が四国沖まで運ばれて、四国の付加体になっている。紀伊半島の下には大きな地殻塊がちょうど、ふたつのトラフを区切るように潜り込んでいるなどの特長を、もっと検証しての巨大地震発生について検討が必要なのでは無いかと思います。

2025年01月13日 21:19 の地震と 2024年08月08日 16:42 の地震との位置関係です。
某天気情報サイトでは、ふたつの震源は近いとしていますが、このマップを見る限り近いとは言えません。8月8日の地震が起きた後、その震源近傍ではその後も地震が多発しています。

8月8日との関係性については、3D マップを作成するなどして、確認してみたいと思います。

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